青空文庫

「るしへる」の感想

るしへる

るしへる

初出:「雄弁」1918(大正7)年11月

古典の翻案宗教的葛藤歴史的人物の描写知性と感性の対立叙情的回顧的

書き出し

天主初成世界随造三十六神第一鉅神云輅斉布児(中略)自謂其智与天主等天主怒而貶入地獄(中略)輅斉雖入地獄受苦而一半魂神作魔鬼遊行世間退人善念—左闢第三闢裂性中艾儒略荅許大受語—一破提宇子と云う天主教を弁難した書物のある事は、知っている人も少くあるまい。これは、元和六年、加賀の禅僧巴※※なるものの著した書物である。巴※※は当初|南蛮

2025/01/14

65c8aadc88adさんの感想

騒喜 悪魔が こともあろうに こころ 揺らぎ 対立している 神に 気持ちを 寄せるように なってしまったら 一体 どんなことになって しまうのだろう。芥川が 自ら 発問した この 問い掛けは 世の中に 存在する 深刻な いがみ合いにも かなり 応用がきくと 愚考した。つきつめれば 哲学の 分野にも たどり着く 根本的な 大問題でもあり 示唆と 暗示に 充ちた 視点を 読み手に 示して いるの だろうか。

2023/05/29

鍋焼きうどんさんの感想

神(善)と悪魔は合わせ鏡。人間が七つの罪に誘惑されんとする如く、悪魔にも徳に抗し難き魅惑を覚えるという。悪魔もつらいよ。

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