青空文庫

「彫刻家の見たる美人」の感想

彫刻家の見たる美人

ちょうこくかのみたるびじん

作家の日常芸術論虚構と真実分析的厳粛

書き出し

美人彫刻家として有名なのはまづ佛蘭西の、ゼロームを推さねばなるまいが、其彫刻は矢張り端麗とか、優美とかに重きを置いたクラシカルのもので、美人を其まゝ美人として現はしたものは希臘の昔に溯らねばならぬ。希臘には雄壯なることアポロのやうなものもあるが、又ミローや、メディスのヴィナス、デアナの如うな美しい女神もある。さて斯かる美人を彫刻せんには、藝術家は何ういふ態度に出づべきものであらうか。豫め自分の心の

2024/10/10

decc031a3fabさんの感想

芸術家や写真家の女性モデルは外国人を用いたものが多かったと思う。表情の乏しさや、動くことの少なさからの体型のバランスの悪さへの指摘は美術論らしくて、決して日本人女性を貶したものでは無いと思ったな。 またパーツの切り貼りで作品を造るのに懸念をしているのが、荻原らしいと言えるだろうか。彼の作品は日本人女性の美しさを現したものであるように思うからな。

2024/04/30

19双之川喜41さんの感想

 日本を 代表する 彫刻家である 萩原は あのモデルは 胴はよかったけど 頚は わるいので ほかに そこだけ 気に入った 頚をもつ 他の モデルに 差し替えて 美人画を 描くなどは すべきではないと 力説する。そのままに 内容や 精神が 滲むような 作品を 良しとする。モデルの持つ 精神性を 大事にしている。大切な 創作する 態度と 想った。

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