青空文庫

「朱日記」の感想

朱日記

しゅにっき

鏡花42
下級官吏の描写日常の非日常静謐怪奇

書き出し

一「小使、小ウ使。」程もあらせず、……廊下を急いで、もっとも授業中の遠慮、静に教員控所の板戸の前へ敷居越に髯面……というが頤頬などに貯えたわけではない。不精で剃刀を当てないから、むじゃむじゃとして黒い。胡麻塩頭で、眉の迫った渋色の真正面を出したのは、苦虫と渾名の古物、但し人の好い漢である。「へい。」とただ云ったばかり、素気なく口を引結んで、真直に立っている。「おお、源助か。」その職員室真中の大卓子

2018/03/20

4900fab7210cさんの感想

火事のニュースとかを見ると読みたくなる話。最後、街が燃えるけど、それすら、怖いというよりは綺麗と思ってしまう。

1 / 0