ながさき
初出:「婦女界」1922(大正11)年6月
書き出し
菱形の凧。サント・モンタニの空に揚つた凧。うらうらと幾つも漂つた凧。路ばたに商ふ夏蜜柑やバナナ。敷石の日ざしに火照るけはひ。町一ぱいに飛ぶ燕。丸山の廓の見返り柳。運河には石の眼鏡橋。橋には往来の麦稈帽子。——忽ち泳いで来る家鴨の一むれ。白白と日に照つた家鴨の一むれ。南京寺の石段の蜥蜴。中華民国の旗。煙を揚げる英吉利の船。『港をよろふ山の若葉に光さし……』顱頂の禿げそめた斎藤茂吉。ロティ。沈南蘋。永…
パンの会の回想
梅原良三郎氏のモンマルトルの画室
ルバイヤート
d_AIRainさんの感想
長崎好きとしては長崎の風景が凝縮されていてとても良いです
b0d4e739311bさんの感想
ただのスケッチのつもりなのかもしれないが、すばらしい詩になっている