はんしちとりものちょう
50 正雪の絵馬
50 しょうせつのえま
書き出し
一これも明治三十年の秋と記憶している。十月はじめの日曜日の朝、わたしが例によって半七老人を訪問すると、老人は六畳の座敷の縁側に近いところに坐って、東京日日新聞を読んでいた。老人は歴史小説が好きで、先月から連載中の塚原渋柿園氏作『由井正雪』を愛読しているというのである。半七老人のような人物が歴史小説の愛読者であるというのは、なんだか不似合いのようにも思われるが、その説明はこうであった。「わたくしは妙…
佐橋甚五郎
右大臣実朝
俊寛
8eb05d040692さんの感想
面白かった。趣味ものめり込み過ぎるとよくない