青空文庫

「アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ」の作品

アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ

アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ

生年:1878-11-05没年:1927-03-03

19世紀後半〜20世紀前半

ロシア文学リアリズム第一次世界大戦十月革命社会批判

ミハイル・ペトローヴィチ・アルツィバーシェフ(1878年11月5日-1927年3月3日)は、ロシアの小説家・劇作家であり、19世紀後半から20世紀前半にかけてロシア文壇を代表する作家の一人とされる。彼はウラル地方出身で、ロシア帝国の末期に育ち、第一次世界大戦と十月革命を経験した。作品は主にリアリズムの影響を受け、社会的・政治的テーマを扱いながら、人間ドラマと心理描写に重きを置いた。アルツィバーシェ…

わらい

初出:1910(明治43)年9月1日「東亜之光」五ノ九

31
2024/04/07

19双之川喜41さんの感想

 病院の建物の 一室で 学士様と 患者様が 堂々巡(どうどうめぐ)りになりがちな 主題(しゅだい)について 果てしない 議論(ぎろん)を 繰り広げる。仕舞(しま)いには 二人とも 高笑(たかわら)いが 止まらなくなってしまう。そのけっか 拘束衣(こうそくい)を 着せられた者は 誰かという 筋立てである。深い 暗喩(あんゆ)を 秘めた 作品と 想った。

初出:1910(明治43)年9月1日「学生文藝」一ノ二

43
2024/04/14

19双之川喜41さんの感想

 男は 偶然 若い男と 彼の 自宅で お茶を 飲むことになる。死をめぐって 難解な 高踏的な ややこしい 出口の 見えない 不毛な 議論が 繰り広げられる。若い男は 自死肯定論者であった。辟易(へきえき)して その屋を 立ち去ると 巡査に 呼び止められ 自殺遺体の 検死を 依頼される。男は 医師であった。現場に 駆け付けると 若い男は 口の中に 散弾銃を 撃ち込み 無惨な 自死を 遂げていた。検死報告書を 書き上げて 街に でると 少なくとも 俺は 死んではいないと 感じる。まばゆいほど 明るい 朝日が その時 昇った。あちら側と こちら側の 対比を 描ききって 見事であると 想った。 

罪人

ざいにん

初出:不明

20
2025/08/05

艚埜臚羇1941さんの感想

  死刑執行の 立ち会い人は 立会後に 何が 思い出せなかったのか。思い出したくも なかったのは どの 部分か。自分自身を 分析的に 見てはいるけど 衝撃的な 出来事の 直後だけに 判然とは しない。わたしには 心理描写が 巧とは 思えず 月並みの 作品と 想って しまった。翻訳にも いくつか 疑義が あると いわれており この 翻訳文は こなれてない ようにも 感じた。

1 / 1