青空文庫

「コロレンコウラジミール・ガラクティオノヴィチ」の作品

コロレンコウラジミール・ガラクティオノヴィチ

コロレンコウラジミール・ガラクティオノヴィチ

生年:1853-07-15没年:1921-12-25

明治〜大正

短編小説ジャーナリズムロシア文学サハリン社会問題

ウラジーミル・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ(1853年7月27日-1921年12月25日)は、ロシアの短編小説家・ジャーナリストである。幼少期はウクライナに居住し、後にペテルブルクへ移り工業専門学校を経てモスクワやキエフで学んだが、政治活動に関与したため追放されるなど、波乱の人生を送った。彼は社会的弱者や貧困層の生活を描いた作品で知られ、代表作『樺太脱獄記』では樺太(サハリン)からの逃亡を題材…

樺太脱獄記

からふとだつごくき

初出:「文藝倶楽部 一八ノ一」1912(明治45)年1月1日

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2025/08/09

艚埜臚羇1941さんの感想

  果てしない 極寒の 森の中を 徒歩で 目立たないように 抜けだす という 広く みんなの イメージの 中の よくある 脱獄とは 全く 違った 詩趣に 溢れた 話である。歩きながら 眠るとする 本当かと くびを 傾げる ような 稀有な 表現が 随所に 見られ それも 愉しい。また 先達格の 高齢の 爺さんは わけのわからない 言動で 一行を 不安に 怯え させるけど ここぞと いうときには 的確な 指示が 蘇る のには 苦笑した。生きて いるうちに この本が 読めて 本当に 良かったと 感じた。

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