青空文庫

「小栗風葉」の作品

小栗風葉

おぐりふうよう

生年:1875-02-03没年:1926-01-15

明治〜大正

愛知県小説家加藤磯夫尾崎紅葉自然主義美文体

小栗風葉(本名:加藤磯夫、旧姓:小栗)は1875年2月3日愛知県で生まれ、1926年1月15日に大正時代に亡くなった日本の小説家である。尾崎紅葉の門下生として育ち、構成力と美文体を兼ね備えた作品で知られる。自然主義的要素も取り入れつつ、日常の情景を繊細に描写し、読者から高い評価を得た。代表作には『亀甲鶴きっこうづる』や『恋慕れんぼ流し』『青春』がある。彼の作品は、明治末期から大正初期にかけての文学…

代表作

  • 亀甲鶴きっこうづる
  • 恋慕れんぼ流し
  • 青春

片男波

かたおなみ

初出:「文藝倶樂部 第二巻第九編臨時増刊 海嘯義捐小説」博文館、1896(明治29)年7月25日

9
2023/08/12

阿波のケンさんさんの感想

女が、自分の夫と自分に懸想する男、二人が溺れかけ助けを求めて来た時どう行動するのかその一つの答えがこの本にある。

深川女房

ふかがわにょうぼう

初出:「新小説」1905(明治38)年3月

78

世間師

せけんし

初出:不明

48
2025/03/03

decc031a3fabさんの感想

おそらく互いに名前も知らない、小さな流しの商売人達が宿にする海辺の木賃宿。主人公の旅の青年は、まるで迷い込んだように、そこにねぐらを得、アルバイトのような手伝いの口を得て、彼らと交流する。 格好にこだわらないと言えば良いが、情や縁という他人との心の交流も薄い銭占屋の生き様。かつての生活を取り戻そうと苦労を耐えるうち、流れ稼業が板に付いた万年筆売りの夫婦。彼らと交わった主人公が、哀愁を胸に旅を終わりにすることを決めるという結末は、実は誰でも他人の人生に影響を与えることが出来る、捨てたものでは無いという話のように思ったな。

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