なかむらちへい
悪夢
あくむ
初出:「日本浪曼派」1936(昭和11)年12月号
19双之川喜41さんの感想
女が 深刻な病気に かかり 完治後に 男と別れるという話である。 話を 補強するためか 類似の話を 繰り出すのが 興をそぐ。 描写は 巧みであるだけに 惜しまれると感じた。
南方郵信
なんぽうゆうしん
初出:「文學界 第五巻第四号」文藝春秋社、1938(昭和13)年4月1日
やや色情狂気味の お浜が孕んだ。 さて 誰の仕業か。 本作品は何とか賞の 候補作品でもあったらしいけど もしかしたら 挿話過剰かもしれないと思った。 完成度がたかいだけに もったいない感が わいてくると思った。
霧の蕃社
きりのばんしゃ
初出:「文学界」1939(昭和14)年12月号
ハルチロさんの感想
ドキュメンタリー小説のような作風ですが、1930年に起こった抗日紛争である「霧社事件」を題材のした作品です。この作品の題材となった事件が起きた当時、台湾は、日清戦争の後に清から譲渡されて30年以上、大日本帝国に統治されていました。この作品を読むに、統治国に対する30年の積年の恨みが爆発した状況が、よく分かります。この作品を読むことができて、良かったです。
宮崎の町
みやざきのまち
初出:不明