青空文庫

「羽志主水」の作品

羽志主水

はしもんど

生年:1884-06-03没年:1957-02-26

越後獅子

えちごじし

初出:「新青年」博文館、1926(大正15)年12月

20
2020/12/30

19双之川喜41さんの感想

 題意は 長唄の越後獅子の一節(おらが女房をほめるじゃないが)である。 肝は 長屋の火事の 焼死人が 他殺か 事故死かにある。 余談が 多いので 真相あかすのに 持って回っているように 感じた。

監獄部屋

かんごくべや

初出:「新青年」1926(大正15)年3月号

17
2018/09/15

ハルチロさんの感想

この時代(大正期)の労働問題は、小林多喜二著の「蟹工船」にも見られるように、凄惨極まりない。そして、使用者側は、常に“お上”のご威光に媚びへつらう。本作品のトリックは、奈落でもがき苦しむ労働者の、一縷の希望を断つ、悪魔的所業であると言えよう。恐ろしい話である。

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