青空文庫

「氷屋の旗」の感想

氷屋の旗

こおりやのはた

初出:「東京毎日新聞」1909(明治42)年8月

孤絶自己認識静謐内省的鬱屈

書き出し

親しい人の顔が、時として、凝乎と見てゐる間に見る見る肖ても肖つかぬ顔——顔を組立ててゐる線と線とが離れ/\になつた様な、唯不釣合な醜い形に見えて来る事がある。それと同じ様に、自分の周囲の総ての関係が、亦時として何の脈絡も無い、唯浅猿しく厭はしい姿に見える。——恁うした不愉快な感じに襲はれる毎に、私は何の理由もなき怒り——何処へも持つて行き処の無い怒を覚える。双肌脱いだ儘仰向に寝転んでゐると、明放し

2024/01/03

021087f260b0さんの感想

氷屋の旗など、わざとらしい祭り事の時しか見たこともないが、異性と顔を見合わせるとゾッとするものがある。

2017/12/30

gnosaさんの感想

何気ない日常の中のやるせない苛立ちが短い文の中に凝縮されている感じ。

2017/09/29

語彙力の無い人さんの感想

私にそんな記憶はないのだけれど、懐かしい夏の風景が見えた気がした。

2016/09/27

YELLOWテントマンさんの感想

何かしようとするが何も出来ずに焦っている精神状態にある時に、はためかない旗に自分を重ね、親近感を覚えた。

2016/03/29

イリュージョン亭チェリスさんの感想

幼なじみのロマンチック。

2016/01/17

4d1192858976さんの感想

暇であることをそのまま書いている。

2015/10/10

サトさんの感想

綺麗だ、と思う。彼の詩は好きだけども、小説も好きだ。

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