青空文庫

「秋風」の感想

秋風

あきかぜ

初出:「宮本百合子全集 第二十九巻」新日本出版社、1981(昭和56)年12月25日

書き出し

秋風が冷や冷やと身にしみる。手の先の変につめたいのを気にしながら書斎に座り込んで何にも手につかない様な、それで居て何かしなければ気のすまない様な気持で居る。七月からこっち、体の工合が良くない続きなので、余計寒がりに、「かんしゃく持」になった。茶っぽく青い樫の梢から見える、高あく澄んだ青空をながめると、変なほど雲がない。夏中見あきるほど見せつけられた彼の白雲は、まあどこへ行ったやらと思う。いかにも気

2016/12/11

bdd53005a915さんの感想

天候変更風見鶏。 風に吹かれて誰知らず、自分もわからず回ってる。

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