最後の事件
さいごのじけん
ドイルアーサー・コナン約42分
書き出し
気が重いけれども私は今、愛用のペンを取ってこれを認める——わが友人シャーロック・ホームズ氏を傑物たらしめるあの非凡な才能を書き留める最後の言葉として。これまでとりとめもなく、(重々自覚しているが)まったく力不足にも、私は友人とともに経験した怪事件の数々を、いくぶんなりとも記録しようと努めてきた。偶然ふたりが出会った『緋のエチュード』のあの頃から、国家間の深刻な紛争を防ぐという申し分ない首尾の「海軍…
2024/04/14
19双之川喜41さんの感想
ホームズと モリアーテイ教授は 対立する 関係であり 悪の組織を あやつる 教授は 自ら指揮する配下達を ホームズの 尽力もあり 警察により 一網打尽に されてしまう。怒り狂った モリアーテイは ホームズの 命を 執拗に 付け狙う。宿命的な 因縁のある この二人に 何が 起きてしまったかは 多分 作者自身も 判らないのかもしれない。丁寧な 自然描写と ともに 哀愁が 漂う。筋立てと 詩情との 釣り合いも ほど良く 完成度は 高いと 感じた。
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