青空文庫

「鉄道模型の夜」の感想

鉄道模型の夜

てつどうもけいのよる

初出:「すばる 第41巻第6号」集英社、2019(令和元)年5月6日

円城27

書き出し

彼の趣味は箱庭であり、鉄道の方はあとからついてきた。だから最初は、小さな庭でも家のミニチュアでも構わなかった。かといって、押絵を風呂敷に包んで旅するような趣味があるわけでなし、縮小するのは持ち運びのためではなかった。旅をするのが面倒なので、宇宙の方をとじこめてしまう。そういう気風が彼にはあった。すなわち、旅をするなら箱庭の中を旅したいのであって、箱庭を持って旅をするなどは本末転倒ということになる。

2024/04/18

392さんの感想

とにかく、宮沢賢治の書いた本なのでストーリー性があります。ぜひ読んでください。

2023/10/26

decc031a3fabさんの感想

自分が造る箱庭には、辻褄を合わせなくても良いだろう…となるのだが自分がしっくり来るには、そのためには結構な下調べや知識が必要だったりする。傍から見ると趣味は良いですねと簡単に言われてしまうが、意外に自分に対する質のものだからつらさを感じることもあるものなんだよな。

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