青空文庫

「モンテーニュ随想録」の感想

モンテーニュ随想録

モンテーニュずいそうろく

05 随想録 第一巻

05 ずいそうろく だいいっかん

書き出し

第一章人さまざまの方法によって同じ結果に達することこのエッセーは開巻第一に置かれているけれども、それは決して最初期に属するからではない。むしろ「人間というものは変化してやまないものだ」という意見が述べられているからであろう。こういう人間観は、すべての時期を通じてモンテーニュのいだいた主要な思想の一つであって、第二巻の第三十七章、すなわち一五八〇年版『随想録』の最終章にも述べられていること、また第二

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