『じりん』しょげん
書き出し
あつめおく辭の林ちりもせでちとせかはらじ和歌のうら松(續千載和歌集)國語は思想の代表者にして、辭書は國語の寶庫たり。故に其内容は直ちに以て其社會の發達を卜し、其文華の程度を窺ふ料とすべし。我言靈の幸ふ國、我言靈の助くる國、古くより辭書に乏しからず。上は和名類聚鈔・新撰字鏡の類より、下は東雅・和訓栞・雅言集覽・俚言集覽等に至るまで、皆其時代に應じて撰述せられ、後の見るものをして略遺憾なからしむ。世々…