青空文庫

「空林」の感想

空林

くうりん

初出:「文學界 三卷五號」1936(昭和11)年5月

書き出し

空林三好達治山毛欅の林楢の林白樺の林ひと年私は山に住ひ彼らの春の粧ひと彼らの秋の凋落を見たけれども彼らの裸の姿雪の上のたたずまひこそわけても私の心にしみる何故だらうそのことわけを問ひながら今日もまた林に憩ふやうやく私のものとなつたこの手足この老年が珍らしく底本:「三好達治全集第一卷」筑摩書房1964(昭和39)年10月15日発行底本の親本:「定本三好達治全詩集」筑摩書房1962(昭和37)年3月3

1 / 0