青空文庫

「知られざる漱石」の感想

知られざる漱石

しられざるそうせき

小宮豊隆86

書き出し

木曜會漱石先生の面會日は毎週木曜日だときまつてゐた。木曜の晩には、きまつて大勢の弟子が集まつた。我我はこれを木曜會と名づけて、その常連をもつて任じてゐた。その木曜會の歴史のやうなものを、ここに書いて見ようと思ふ。鈴木三重吉によると、先生に面會日をきめさせたのは、三重吉だつたのださうである。先生が訪問客が多くて困ると言つてゐたので、それなら面會日をおきめなさい、就いては土曜・日曜は自分の爲にとつて置

2019/11/05

19双之川喜41さんの感想

 漱石の木曜会は 十年続いたという。 花見会に 三重吉が 手拭いを配ったり 先生の引越し手伝いで 纏まって きたという。 酒が弱い漱石は 正座して根気よく 皆の話に聞きいっていた。 心から 人を愛する人物であった。

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