青空文庫

「自序にかえて」の感想

自序にかえて

じじょにかえて

――読売文学賞受賞の言葉――

――よみうりぶんがくしょうじゅしょうのことば――

書き出し

はからずも権威ある読売文学賞を受賞して驚くとともに、たいへんうれしく思つています。もともと詩集『岩魚』(初版)は、飯能在住二十年を祝つてくれる意味で、飯能市の若い詩人たちが計画出版したものであります。だから、受賞などということは夢にも考えなかつただけに、ほんとうにうれしく思いましたが、全体の配列とか、バランスとかにあまりこだわらないで、なにげなく二十年も前の詩なども入れてしまつたことなど、受賞して

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