青空文庫

「オルゴール」の感想

オルゴール

オルゴール

三好達治17

書き出し

人形のをぢさん守屋三郎さんは、支那文学の奥野信太郎さんと漫画家の横山隆一さんとの丁度中間位の恰幅であつて、容貌はどこやらそのお二人に似てゐる。笑顔のいい気軽なところも、頭の禿ぐあひもまた似てゐる。お酒はいけないさうだから、その点は別として、先のお二人と共通する一種の童心ないしは仙骨みたいなものが守屋さんに於てもその風貌にあふれてゐるのが、工房に案内されてまづ私に納得された。工房は私ども二人の訪問者

2018/05/28

ec538f32331eさんの感想

ちょっと素敵な、オルゴール造りの工芸人のこと。彼の人生、人となりが、暖かく綴られている。ささやかであっても、自分の夢に一途であった守屋さんのオルゴール欲しくなりました。いつか骨董屋で巡り会えるかも。

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