青空文庫

「海辺の窓」の感想

海辺の窓

うみべのまど

書き出し

破風をもる煙かすかに水をくむ音はをりふしこの庵に人はすめども日もすがら窓をとざせり自らかう歌つた私の家の海にむかつた窓はその前に藤棚のたふれたのがいつまでもたふれたままで、それが新らしく芽をふき蔓をのばし、白き花房が気ままに咲き乱れる時分になつても、めつたに雨戸を繰つて開け放たれたことがない。けれどもこの庵にも人は住んでゐるので、庵の主じは終日籠居して、時にしばしば、人に語るすべもない物思ひに耽つ

2016/10/30

b11bd14175e3さんの感想

後悔先に立たず、些細な事でも気に止めて気を配っていたら…母も若者も作者自信もそんな思いに苛まれる。私も読んでてはっとさせられました。

2015/06/21

7b24beb875ccさんの感想

しかし、まぁよく人が死ぬ。文学といふものは、作者を殺人犯に仕立て上げる。

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