青空文庫

「小夜の中山夜啼石」の感想

小夜の中山夜啼石

さよのなかやまよなきいし

初出:「婦人倶楽部」1923(大正12)年7月号

岡本綺堂18

書き出し

秋の末である。遠江国日坂の宿に近い小夜の中山街道の茶店へ、ひとりの女が飴を買ひに来た。茶店といつても型ばかりのもので、大きい榎の下で差掛け同様の店をこしらへて、往来の旅人を休ませてゐた。店には秋らしい柿や栗がならべてあつた。そのほかにはこの土地の名物といふ飴を売つてゐた。秋も深けて、この頃の日脚はだん/\に詰まつて来たので、亭主はもうそろ/\と店を仕舞はうかと思つたが、また躊躇した。『あのおかみさ

2026/02/26

艚埜臚羇1941さんの感想

  夜泣きは 赤子の 得意技で あろう。そこから 出達して  膨らませた 言い伝えは 名所絵図 等でも 取り上げられ 様々な 見立てが 世上 流布して おり 旅の妊婦に 対する 鎮魂の 優しい 想いが 伝わって くると 感じられた。

2025/10/01

うさぎ御前さんの感想

さっき読んだ餅で赤子を育てる中国の話とだいぶ近いので、元ネタがどっちにしろ、幽霊が赤ちゃんを飴や餅で育てるって話は人々の心に響くのだろうなぁ。

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