青空文庫

「狐憑」の感想

狐憑

きつねつき

初出:「光と風と夢」筑摩書房、1942(昭和17)年7月15日

中島15

書き出し

ネウリ部落のシャクに憑きものがしたという評判である。色々なものがこの男にのり移るのだそうだ。鷹だの狼だの獺だのの霊が哀れなシャクにのり移って、不思議な言葉を吐かせるということである。後に希臘人がスキュテイア人と呼んだ未開の人種の中でも、この種族は特に一風変っている。彼等は湖上に家を建てて住む。野獣の襲撃を避けるためである。数千本の丸太を湖の浅い部分に打込んで、その上に板を渡し、そこに彼等の家々は立

2025/01/01

65c8aadc88adさんの感想

雙喜 弟が 北方の 騎馬民族に 虐殺されたので 兄は 精神の 均衡を 欠いてしまった。兄の 語り部の様な 役割も 次第に 気が抜けたようになり 日長 ぼんやりと 為すこともなく 夢に 生きている ような 有様となってしまった。やがて 衰弱死した 兄は 蛋白源として 仲間から 食い散らかされてしまう。人肉嗜好は 読んでいて 気分が 良いものではないけど そこを 乗り越えれば 深い 暗示的な 優れた 作品と 想った。03:03

2021/02/07

ヤー坊さんの感想

面白い話ではある。

2020/12/31

いちにいさんの感想

さすが、中島だ。

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