そくりょうせん
書き出し
春の岬春の岬旅のをはりの鴎どり浮きつつ遠くなりにけるかも乳母車母よ——淡くかなしきもののふるなり紫陽花いろのもののふるなりはてしなき並樹のかげをそうそうと風のふくなり時はたそがれ母よ私の乳母車を押せ泣きぬれる夕陽にむかつて※々と私の乳母車を押せ赤い総ある天鵞絨の帽子をつめたき額にかむらせよ旅いそぐ鳥の列にも季節は空を渡るなり淡くかなしきもののふる紫陽花いろのもののふる道母よ私は知つてゐるこの道は遠…
19双之川喜41さんの感想
「太郎を眠らせ、 云々」知っている人が多いと 思う。 詩集は 空白が多いので ページ数のわりに くみしやすい。 廻り合いに感謝する。