青空文庫

「懐」の感想

ふところ

初出:「詩精神」1934(昭和9)年11月号

書き出し

白樺の梢に冬眠は引き裂くような雪肌を蒙古颪に冷めたくとぎすましているどんよりな雪雲に包まれた部落彼方へずうと永く続き切っている地面房々と綿の実ったような雪ころ蹴ちらされた足跡がいとなけき者の生活をしのぶ様に……「おっ母よ」寒さに冷えきった体に飯の空っぽにすいた胃袋をたたきのめしながらまるで木乃伊のように滑走ったおっ母の乳下へかけずりよったつるし柿の様にしなびたおっ母の乳房から唐芋汁のべったりついた

2015/09/30

a5ac6a3c331fさんの感想

母親と どのような生活を送っていたのだろう。生活ともいえない日々だったのだろうか。 初めて知った名前なので 調べてみようとしましたが 分かりませんでした。 他の作品も すさまじい。

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