青空文庫

「炭坑長屋物語」の感想

炭坑長屋物語

たんこうながやものがたり

初出:「北緯五十度詩集」北緯五十度社、1931(昭和6)年11月

書き出し

北海道の樺太「北海道のカラフト」みんな、そこの長屋をそう呼んでいた、谷間に並べ建てられたカラフト長屋、一日中ろくすっぽ陽があたらず、どっちり雪の積んでいる屋根から、煙突が線香を並べたように突き出ていた、俺は時々自分の入口を間違い、他家の戸口を開けた、屋根の煙突の何本目、そいつを数えて這入るのが一番完全であった「来年の四月頃になれば陽があたりますよ」古くから此処の長屋に住んでいる工夫の妻がそう言い俺

2016/04/21

a98a2cd23bf1さんの感想

初めて知った作家さんです。 解りやすい詩です。 作者が 故郷の福島から北海道に移住して生活していたときの 様子。 底辺の人々の やりきれない苦しみが 滲みでてきます。

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