ごがつついたち
初出:「戦旗」1928(昭和3)年5月創刊号
書き出し
ええ、癪だな、畜生!間抜けた汽笛なんか気にすることあねい。じゃあ——行くぜ、阿母!サーベルの四五本もへし折ってくるんだよ。一八八六年より一九二八年まで血ぬられた五月一日の顔を見ろ。行け!五月祭の真唯中——空は青く、地上は赤き群衆の奔流だ。清めろ!十字路を驀進する俺らの行手を。恐いのか!兄弟官服を踏んづけ、突破しろ!轟け!幾万の歌声——響け!強力な跫音——ええ涙ぐんでる奴は誰だ!兄弟!小憎らしい程嬉…
a5ac6a3c331fさんの感想
シンプルな言葉で 力強い、 ほとばしる情熱を 感じる。