青空文庫

「赤い腕章」の感想

赤い腕章

あかいわんしょう

――俺らの警備隊に贈る――

――おれらのけいびたいにおくる――

波立1

書き出し

赤い集会を護り赤いデモを導く若さの誇りに輝く真赤な腕章党旗の下から組合旗の蔭から俺らの演壇には燃ゆる燃ゆる俺らの胸は早鐘俺らは血走る眼を注ぐ「真赤な腕章」へ「真赤な腕章」はビクともしない細心に大胆に俺らの感情を護る「真赤な腕章」の役目は重い番犬共が耳打ち始めるゆるんだ帽子の紐を締める——弁士中止!瞬間「真赤な腕章」がグイと動く——官憲横暴!——横暴!遣らせろ俺らは総立になり——解散!街頭の俺らは勇

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