ろうどうしゃたいかい
書き出し
青年会館の正門へ※要求は簡単である。目的は単一である。屋内が満員ならば、屋外に入れよ。門内は人子一人なき寂寞である。之こそは今宵此地に集れる幾千人の要求である。それを遮る警官にもはや理屈は不要である。只青年会館の正門へ。(発表誌不詳『どん底で歌う』を底本)底本:「日本プロレタリア文学集・38プロレタリア詩集(一)」新日本出版社1987(昭和62)年5月25日初版底本の親本:「どん底で歌う」日本評論…