じょうがい
書き出し
十二時間の勤めを終えてわざわざ郊外からやって来たのだ。山を下り川を越えはるばる足尾からやって来たのだ。それを此儘追返すとはものの解らぬにも程がある。「諸君!開けずんばこんな門たたき壊して這入ろうじゃないか」言葉半ばに魔の手は延びて猛り狂いつ捕われて暗き方へと引かれ行く。「……森も林も武装せよ、石よ何故飛ばざるか……」革命の歌うすれ行く。(発表誌不詳『どん底で歌う』を底本)底本:「日本プロレタリア文…
イリュージョン亭チェリスさんの感想
盛りも林も武装せよ。