青空文庫

「或る淫売婦におくる詩」の感想

或る淫売婦におくる詩

あるいんばいふにおくるし

初出:「感情」1917(大正6)年9月号

書き出し

女よおんみは此の世のはてに立っているおんみの道はつきているおんみはそれをしっているいまこそおんみはその美しかった肉体を大地にかえす時だ静かにその目をとじて一切を忘れねばならぬおんみはいま何を考えているかおんみの無智の尊とさよおんみのくるしみそれが世界の苦みであると知れああそのくるしみによって人間は赦されるおんみは人間を救ったおんみもそれですくわれたどんなことでもおんみをおもえばなんでもなくなるおん

2016/03/01

7b24beb875ccさんの感想

確かに「聖母マリア」かも知れない。どんな善人でも、いわんや悪人でも彼女の前ではその罪が許される。

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