青空文庫

「わが町」の感想

わが町

わがまち

初出:「文藝 第十巻年十一号」改造社、1942(昭和17)年11月

書き出し

壱、明治マニラをバギオに結ぶベンゲット道路のうち、タグパン・バギオ山頂間八十粁の開鑿は、工事監督のケノン少佐が開通式と同時に将軍になったというくらいの難工事で、人夫たちはベンゲット山腹五千呎の絶壁をジグザグに登りながら作業しなければならず、スコールが来ると忽ち山崩れや地滑りが起って、谷底の岩の上へ家守のようにたたき潰された。風土病の危険はもちろんである。起工後足掛け三年目の明治三十五年の七月に、七

2022/08/24

ba5194e78df6さんの感想

人生観考える感じ

2020/11/02

19双之川喜41さんの感想

 息も継がずに読み切ると言う  大げさな表現が ぴったりするような 素晴らしい 展開である。 他国で 土方をしていたけど 今は 車夫 である男の 生涯を  貧乏長屋を舞台に  生き生きと 活写する。 映画の台本を 文章にしたそうで  視覚的に も面白い。 乳くりあう場面が 一切ないのが また良いと感じた。

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