青空文庫

「古盃」の感想

古盃

こはい

書き出し

小人若うて道に倦んじ走りて隱者を得しが如く今われ山路の歸さ來つつ木蔭に形よき汝をえたり。表面は蛟龍雲を吐いて神有の祕密をそめて見るや裏面には伶人額をたれて物思ひ煩ふなよび姿才華悧悧たる眼ざしには工匠が怨みもこもりけんよ。こは君逸品古色ありと抱いて歸れば有情なりや味よきしづくの淺紫なるにけ高き千古の春を知りぬ。底本:「萩原朔太郎全集第三卷」筑摩書房1977(昭和52)年5月30日初版第1刷発行198

2020/05/16

dc7ac445de87さんの感想

表面~あたりは古盃の見た目ですかね。素敵な器だなと思いました。

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