くりひろいしゅうかん
初出:「お話の木」子供研究社、1937(昭和12)年11月
書き出し
「おい/\、みんな、よう聞け。今日はもう三時まへだから、通草をとつたり、野葡萄をとつて食つてちや、あかんぞ。今日は、一番おしまひの日だからな。一人が四合以上ひろふんだから、ひろつた栗は、一つだつて食つちや、あかんぞ。」鎮守の裏山の雑木林にさしかゝると、もうあちこちに、栗の木が見えだしました。六人づれの先頭になつてゐた高一は、坂道をわざと後向きに登りながら、ガヤ/\さわぐみんなに、かう云ひました。こ…
8eb05d040692さんの感想
昔の子供は強くてたくましい。 この令和の時代に、生の栗を歯で割って食べれる子供なんているだろうか…