青空文庫

「平仮名の説」の感想

平仮名の説

ひらがなのせつ

初出:「明六雜誌 第七號」明六社、1874(明治7)年5月17日

書き出し

維新の際、論者文字を改めて通用に便せんと欲し、あるいは平仮名を用いんと云い、あるいは片仮名を用いんと云い、あるいは洋字に改めんと云い、あるいは新字を作らんと云い、また邦語を廃して英語に改めんと云う者あり。また従前のごとく和漢雑用に従わんと云う者あり。しこうしてこれを問えばおのおのその説あり。しかれども天下のこと、通用便利を欠くときはその用に適せず、その用に適せざるときは教化訓導の術を損す。けだし邦

2021/05/08

19双之川喜41さんの感想

 むかし 社内用語に カタカナを 用いた 商社のことを 思い出した。著者は 婦女子に対しても 平易に 伝わる効用を 平仮名主義に 見い出す。考え方の 根にあるものは 万人の 便に 配慮を示し 全体の 向上にも 目配りしており 時代という 砂の上では 革新的な 意義が あったように 感じた。

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