かがくかいかくのたいりゃく
初出:「明六雜誌 第二十二號」明六社、1874(明治7)年12月19日
書き出し
西哲の学術における、おのおのその学派にしたがいて社を結び、彼の学ぶところは我が知らざるところを補い、我が知るところは彼の学ばざるところに充て、もって相交換し、もって相討論して、しかしてその説を定む。化学のごときもまた、また然り。数年以来ポトアシクソルフェート(すなわち硫酸剥篤亜斯)、ポトアシクヨテェート(すなわち沃酸剥篤亜斯)、ソヂクカルボナァート(すなわち炭酸曹達)等の名称をもって舶載する化学薬…