青空文庫

「日曜日之説」の感想

日曜日之説

にちようびのせつ

初出:「明六雜誌 第三十三號」明六社、1875(明治8)年4月6日

書き出し

維新の後、一異様の日を出現し来れり。その名称いまだ一定せず、曇濁といい、損徳といい、また呑泥という。みな西音の転訛にして、日曜日の義なり。それ日曜は七曜の一にして、毎週の首なり。これをもって毎歳必ず五十日あり。この日や、縉紳先生より開化処士、青年書生に至るまで、柳を訪い、花を尋るの期となせり。ゆえに妓楼、酒店にありては、古のいわゆる門日、物日に比す。按ずるに、耶蘇教の人は古来この日をもって教祖蘇生

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