青空文庫

「国楽を振興すべきの説」の感想

国楽を振興すべきの説

こくがくをしんこうすべきのせつ

初出:「明六雜誌 第十八號」明六社、1874(明治7)年10月25日

書き出し

方今我邦、改正・振興すべきものはなはだ多し。音楽・歌謡・戯劇のごときもその一なり。このこと、急務にあらざるに似たりといえども、にわかに弁ずべからざるものなれば、早く手を下さざれば、その全成を期しがたし。けだし音律の拙き、いまだ我邦より、はなはだしきはあらず。古代、唐楽を伝うといえども、わずかにその譜に止まり、その楽章を伝えず。恐くは語音通ぜず、意義感ぜざるをもって、伝うといえども、すみやかに亡びし

2020/07/19

b0ce69681243さんの感想

本邦に唐楽の遺らなかった事情を思わされた。

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