青空文庫

「雲の日記」の感想

雲の日記

くものにっき

初出:「ホトトギス 第二巻第四号」1899(明治32)年1月10日

書き出し

明治卅一年十二月十五日朝晴れて障子を開く。赤ぼけたる小菊二もと三もと枯芒の下に霜を帯びて立てり。空青くして上野の森の上に白く薄き雲少しばかり流れたるいと心地よし。われこの雲を日和雲と名づく。午後雨雲やうやくひろがりて日は雲の裏を照す。散り残りたる余所の黄葉淋しげに垣ごしにながめらる。猫のそのそと庭を過ぐ。十六日快晴、雲なし。十七日雲なく風なし。空霞み庭湿ふ。十八日雲なし。芭蕉しをれたり。十九日あり

2020/11/28

496b7f29770aさんの感想

日々の雲も気になるが、途中から鴨も存在も気になった。

2017/01/04

42dccb7357e3さんの感想

廿、卅、の使い方を初めて知った。それだけでも、嬉しかった。

2017/01/03

6f21caf3faecさんの感想

いつも同じ場所から 同じ物が見ているわけではないんだな…なんて 思えました。 毎日何かが違う、日々の違いにもっと気づけるように注意深くなれたらいいな。

2017/01/01

f73e1ddb9627さんの感想

雲にも様々な種類があるし空を見ているのも案外楽しい。

1 / 0