青空文庫

「病」の感想

やまい

初出:「ホトトギス 第三巻第三号」1899(明治32)年12月10日

正岡子規11

書き出し

○明治廿八年五月大連湾より帰りの船の中で、何だか労れたようであったから下等室で寝て居たらば、鱶が居る、早く来いと我名を呼ぶ者があるので、はね起きて急ぎ甲板へ上った。甲板に上り著くと同時に痰が出たから船端の水の流れて居る処へ何心なく吐くと痰ではなかった、血であった。それに驚いて、鱶を一目見るや否や梯子を下りて来て、自分の行李から用意の薬を取り出し、それを袋のままで着て居る外套のカクシへ押し込んで、そ

2022/02/15

19双之川喜41さんの感想

 記者として 行っていたらしい 子規は  大連の港から  陰口(かげぐち)で 賄いが悪いので 梅干船と 呼んでいる 船に乗って  日本に 帰港した途端に  コレラ患者が出たために  上陸の足止めをくらい その後  吐血しながら病院に 運び込まれる。 危篤の報が伝わり 高浜虚子▫碧梧桐が 病院に駆けつけたという。 昔は コレラ 今 コロナと想った。

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