青空文庫

「歩む」の感想

歩む

あゆむ

初出:「女人芸術」1929(昭和4)年6月号

戸田豊子24

書き出し

街で兄に遇った。走ってる電車のなかで新聞を読んでいた。ハンドルを持つ手が、赤く大きく、じろりと、とも子を見た。「仕事をみつけたのかい」いかにも疲れたらしい妹の恰好に眼をつけ乍ら、そう言った。とも子は黙って肯いた。スカートがべとべとからみつく様な疾風に逆いながら、一日ぐるぐる歩きまわった。訪問、契約、拒絶、報告、——。「今度は何だい。また馘られんようにした方がいいぜ」「今度のは大丈夫。何故?余り金借

2021/04/16

b53e79cfe52cさんの感想

作者自身話の内容とその展開が上手く掴めていないのではなかろうか?読書に耐える本ではない。

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