青空文庫

「ウスナの家」の感想

ウスナの家

ウスナのいえ

書き出し

はしがきコノール・マック・ネサは西歴の始めごろ、アルスタアの王であって、同時に愛蘭諸王の盟主であった。ある歴史家の言に依れば、コノール王の治世はちょうどキリストが人間としてこの世に在った頃と同時だろうということである。コノールはレッド・ブランチと名づけられた騎士の一団をつくり——これは主として史詩にのみ唄われているが、実はアーサア王のラオンド・テーブルの先駆とも云うべきものであった——彼の人格と国

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