青空文庫

「将来の日本」の感想

将来の日本

しょうらいのにほん

04 将来の日本

04 しょうらいのにほん

初出:「将来の日本」経済雑誌社、1886(明治19)年10月7日

徳富蘇峰324

書き出し

余をして人情の重んずべきを知らしめ、己れを愛し、人を愛し、国を愛することを知らしめ、真理の線路を走り、正を踏んでおそれざることを知らしめたるは、みななんじの教育にこれよるなり。余がこの冊子を著述したるはまったくなんじの教育したるところのものを発揮したるなり。しかして、余が著述を世に公にするは、これをもって始めとなす。余はいささかこれをもってなんじの老境を慰し、なんじの笑顔を開くの着歩なりと信ず。ゆ

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