青空文庫

「私の机」の感想

私の机

わたしのつくえ

初出:「婦人公論」1925(大正14)年9月

書き出し

ある雑誌社から「あなたの机は」という問合せが来たので、こんな返事をかいて送る。天神机——今はあと方もなくなってしまいましたが、私が子供の時代には、まだそれが一般に行われていて、手習をする子は皆それに向ったものです。わたしもその一人でした。今でも寺子屋の芝居をみると、何だか昔がなつかしいように思われます。これも今はあまり流行らないようですが、以前は普通に用いる机は桐材が一番よいということになっていま

2023/11/15

鍋焼きうどんさんの感想

天神さまは勉強の神様だから天神机は勉強机ということか。天神机に肘をついて頭の中で半七の活躍を思い描いている岡本綺堂が目に浮かぶ。

2022/02/27

19双之川喜41さんの感想

 著者の机の遍歴は  なかなか面白い。 寺子屋で使われていた天神机は 桐でできていたようだ。 栴檀(セン)で 出来た大 机も 使ってみた。 ぼんやりしている時も 机の前に座っているのは 鳥でいえば  止まり木に止まっているようなものという。 吹き出して しまった。

2018/08/18

99398b1f790bさんの感想

物に対する作者への思いは、多くの人が一度は抱いた経験があると考えながら読んでいた。

2018/06/01

f3902c5c5bb3さんの感想

普段は机に対して何も感じることはありませんが、読んだあとに子供のときに使っていた学習机を思い出しました。

2017/02/16

katayon81201さんの感想

机に対する、物書きの考え方と、時代風景がみてとれて、心地よい体験ができた。

2016/12/11

34e630d257ffさんの感想

半七捕物帳の岡本綺堂の愛用した机とは。 思い出と一緒に柔らかく話していて、あの名作大作が書かれた光景を想像できる、かも?

2016/04/01

芦屋のまーちゃんさんの感想

机に対する思い出は私にもあります。小学校に入りたての頃、机を買ってもらったと思いますが、嫌な思い出があります。小学生の机といえば、男の子は仮面ライダーで女の子はキャディキャンディが定番でした。けれども私はそうした子供じみた机が嫌で泣きわめいたと記憶してます。今会社で使っているビジネスデスクのような極めてシンプルな机が欲しかったのです。昔の子供は大人と変わらない調度品を使っていたのではないでしょうか。子供の頃に使っていた勉強机は当然今はないです。机と言えば単身寮の備え付けの木机で、テレビとパソコンが置かれています。食事のテーブルも兼ねてます。マイホームの子供の3台の机もいづれなくなってしまうと思うと悲しい気持ちになります。

2016/03/07

まきむらさんの感想

机にこだわりは特にないけれど、宿り木という気持ちは理解できた 紙と鉛筆と絵を描く道具で自分は出来上がっている

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