よづりのかい
初出:「新小説 明治四十四年十二月号」春陽堂、1911(明治44)年12月
書き出し
私の祖父は釣が所好でして、よく、王子の扇屋の主人や、千住の女郎屋の主人なぞと一緒に釣に行きました。これもその女郎屋の主人と、夜釣に行った時の事で御座います。川がありまして、土堤が二三ヶ所、処々崩れているんだそうで御座います。其処へこう陣取りまして、五六間離れた処に、その女郎屋の主人が居る。矢張り同じように釣棹を沢山やって、角行燈をつけてたそうです。祖父が釣をしていると、川の音がガバガバとしたんです…
8eb05d040692さんの感想
ショート怪談。なかなか面白かったです。
奥津棄戸明さんの感想
面白かった。
99911a78259aさんの感想
3分で読めます。面白かったです。