青空文庫

「ペチヨリンとゲザ」の感想

ペチヨリンとゲザ

ペチヨリンとゲザ

初出:「中央文学 第一年第二号」1917(大正6)年1月1日

書き出し

鴎外漁史の『しがらみ草紙』は、当年の文学書生であつた私達に取つては、非常に利益の多いものだつた。明治の文壇は、その大半を、この『しがらみ草紙』によつて覚醒させられたと言つても好いと私は思ふ。ドイツを中心にして、ロシア、フランス、スペイン、ベルジユーム、オーストリア・ハンガリイ、諾威、丁抹、さういふ各国の文学がそこに移植せられた。鴎外氏は、医者の方でも医者の医者ださうだが、文学でも文学者の文学者とい

2021/10/06

阿波のケンさん36さんの感想

明治中期の文人たちは皆んな森鴎外の翻訳本で外国の文学を知ったのだな。森鴎外は想像以上に文壇に寄与したんだな。

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