つうぞくしょうせつ
初出:「新潮 第四十一巻第二号」1924(大正13)年8月1日
書き出し
△私が鈍才であるためかも知れないが、何うも本格的な小説が書けない。一時は随分そのために苦労もし、骨も折つて見たのであるが——人一倍いろいろなことをやつて見たいと思つてゐるが、その出来栄の如何といふことよりも、何うもそれでは自分で満足が出来ない。こんなものをいくら書いたつてしやうがないといふやうに思はれて、あとでそれを振返つて見る気になれない。その癖、私のかねての願望はさうではなかつたのである。苟し…
10877479fa08さんの感想
アトピーを押しての分になるかも
阿波のケンさん36さんの感想
大正13年に発表された作品。その頃の他作品を作者なりに批評したもの。