青空文庫

「石窟」の感想

石窟

せっくつ

書き出し

一そこに来た時には、二人は思はずはつとした。大きなものに——何とも言はれない大きなものに打突かつたやうな気がした。かれ等はかうしたものが此の山の中にあらうとは思はなかつた。「む、む——」暫くしてから洋画家のAは唸るやうな声を出した。「大したもんだな——何んとも言はれんな——」ひとりは小説家でMと言はれてゐた。二人はまた押黙つた。その感動を言ひあらはすための総ての言葉を失つて了つたといふやうに、また

2022/02/15

19双之川喜41さんの感想

 冴えた鑿(のみ)の跡を遺す 山中の仏像群からは あらゆる苦しみを 探し出してくることが出来ると言う。 失恋の心の痛みを しみじみと 想起するものもいる。 その場に 立ったら 何を思うだろうか。

2015/05/28

イリュージョン亭チェリスさんの感想

「傑作に触れるということは大きな事だな。眠った心を覚ましてくれるな。」 誰もがこんな経験、あるのではなかろうか。

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