青空文庫

「一少女」の感想

一少女

いちしょうじょ

初出:「令女界 第五巻第三号」1926(大正15)年3月1日

田山花袋12

書き出し

一私達が北満洲に行つた時の話ですが、あのセミヨノフ将軍の没落した後のロシアの避難民のさまは悲惨を極めたものだつたさうです。何でもハルビンも危険だといふので、手に手を取つて松花江の氷の上をわたつて、陸続として長春から吉林の方へ入つて来たのださうですが、それは惨めなものだつたさうです。私達は国境近いところから、何処の町に行つても大きな包を負つて跣足で歩いてゐるロシア人を多く見ました。かれ等の中には、支

2026/02/26

艚埜臚羇1941さんの感想

  ロシア人は 趣味に とんでいる 向きが そこそこ 多く たとえ 難民でも 扉や 壁に 色をつけ ビールの 空き瓶に 野の 花を 生けたり する人が 普通にいた。 スザナと いう名の 美しい 少女は まるで マドンナの ようでもあり 長く 著者の 記憶に 残ったと いう。

1 / 0