青空文庫

「自分は見た」の感想

自分は見た

じぶんはみた

初出:「自分は見た」玄文社、1918(大正7)年7月

千家元麿116

書き出し

此の初めての詩集を亡き父上に捧ぐ元麿自序この詩集は自分の初めての本だ。こゝに集めた詩は一九〇〇年の冬から今迄に書いたものを全部集めた。それ以前のものははぶいた。武者小路實篤兄から序文を、岸田劉生兄から裝幀を頂いた事を深く感謝する。自分はこの詩集に誇りをもつ事を禁じ得無いでゐる。自分はこの初めての詩集を亡き父上に捧げる。一九一八年三月二十六日夜千家元麿車の音夜中の二時頃から巣鴨の大通りを田舍から百姓

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